日本写真印刷コミュニケーションズ

日本写真印刷コミュニケーションズのXRサービス
マテリアルスキャン
サービス



3DCGの見た目を左右するものは、形状や色のリアルさだけではありません。表面に「質感」情報が追加されることで、3DCGのリアルさが飛躍的にアップします。当社の「マテリアルスキャン」サービスでは、お客さまの持つ素材現物をスキャンすることでリアルな「質感データ」を生成します。
用途・活用シーン

バーチャル素材見本帳
素材現物のリアルな質感を、WebサイトやiPadを使用してより多くのお客さまへ訴求することができます。


さらに3DCGであれば、製品に「環境光」を反映させることができるため、様々な場所での製品の色や見え方をリアルにシミュレーションすることも可能です。



上記2つは同じ3Dデータを異なる環境光の中に置いたものです


製品の外観シミュレーター
Webサイト上に、製品の色や材質バリエーションのシミュレーターを置いて、エンドユーザー自身にてデザインを試していただくことが可能です。



商品の原寸大AR(拡張現実)表示
AR(拡張現実)を活用すれば、自宅や現場で商品3DCGを原寸大表示できます。3DCGの表面にマテリアルデータを適用することで、自分のいる場所の環境光を反映して、目の前に置いた際のリアルなイメージをシミュレーションできます。

当社サービスの特徴

A4サイズ以上の素材もスキャン可能

当社の広いスタジオにてカメラ撮影によるスキャンを行うため、大きな被写体、1リピート範囲の大きな物でもマテリアルスキャン可能です。
最大サイズはおおよそ1.2m四方想定ですが、それよりも大きな素材の場合も内容によりテストをさせていただきますので、ぜひご相談くださいませ。


スタジオ (マテリアルスキャン撮影時ではありません)

超高解像度のカメラにより、リアルな質感データが生成可能

当社のマテリアルスキャンでは、国宝や重文撮影にも使用される超高解像度のカメラによるスキャンも可能ですので、当サイトに掲載しているようなリアルな質感データの取得が可能です。スキャンサイズにより最大5,000ppiという高い解像度まで対応しています。
カメラ(エリアカメラ)によるスキャンの場合、スキャンする被写体のサイズが大きくなればなるほど、スキャン解像度はどんどん低下し品質が劣化していきます。当社では高解像度のカメラを使用することで、大きな素材であっても比較的高いスキャン解像度を保ったデータを生成することが可能となります。

特殊な素材にも対応可能

特殊な反射をする素材、例えば玉虫色のような見る角度によって色が変わるような構造色の素材も、マテリアルデータを生成した実績があります。


マテリアルスキャンの導入実績


導入実績(一例)

  • 大手重工業メーカー様の製品素材
  • 大手自動車部品メーカー様の製品素材
  • 大手アパレル商社様の繊維素材
  • 大手インテリアメーカー様のカーテン素材
  • 大手内装材メーカー様の建材
  • ほか
様々な分野のお客さまに導入をいただいております。


マテリアルスキャンの基本仕様


スキャン可能サイズ 4cm〜1.2m サイズ外のものでも内容によりテストさせていただきますので、ご相談くださいませ
スキャン可能形状 基本的には平らな素材の表面/曲率の高い曲面などは難しい場合があります 周囲が映り込むほど光沢の強い素材は不向きです/現物の参考写真などをお送りいただければ個別に判断いたします
テクスチャ画像の画素数 最大8Kテクスチャまで生成可能
テクスチャの出力チャネル BaseColor/normal/Roughness/Metallic/Ambient Occlusionなど ◆リピートの際のシームレス処理も可能です 必要なテクスチャはご相談ください
納品ファイル形式 Jpg/Png/Tiffなど 必要なファイル形式はご相談ください ◆また3Dモデルに適用しての納品も可能です。
制作の流れ

お問い合わせ

以下の情報をお伝えください
◆スキャンしたい素材の情報/素材の参考写真/素材の天地(どちら向きにスキャンするか)
◆素材の種類数・点数/素材のサイズ・スキャンしたい部分のサイズ
◆出力したデータの用途(3Dソフトで使いたい/動画にして見せたい/Web上にアップロードして見せたい…など)
◆その他のご希望など

お見積もり

いただいた情報から概算のお見積もりをいたします

ご発注・現物のご送付

素材現物を当社宛てにお送りください。現物確認をして追加の情報があれば連絡をさせていただきます。

スキャニング・マテリアルデータ生成

現物を高品質にスキャンし、素材の質感や風合いなどを表現するための3Dテクスチャデータを生成する処理を実施します。

データのご確認・調整・納品

データをご確認いただき、必要に応じて調整します(調整作業は1回まで想定)。データは当社の共有サーバー経由で納品、素材現物をご返送いたします。

3Dテクスチャデータの活用サポート

必要に応じて、データをWebサイト上で3Dで閲覧できるようにしたり、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)で見られるようにするなど、データ活用をサポートいたします。
ご相談やお見積もりなどは、ぜひお問合せください。
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